大和ハウスは、鉄骨造、木造、重量鉄骨造、木造とRC造の混構造まで扱う、国内最大級の総合住宅メーカーです。

2026年は、天井高2m72cmの大空間と断熱等級6、繰り返す地震に備える持続型耐震を組み合わせた住宅を前面に打ち出しています。

一方で、商品や設計方式によって坪単価、間取りの自由度、断熱仕様、保証条件が大きく異なります。「大和ハウスだからすべて同じ性能」と考えるのは危険です。

この記事では、2026年時点の公式情報と公開価格情報をもとに、大和ハウスの坪単価、総額、商品、特徴、注意点、比較すべき住宅会社まで詳しく解説します。

この記事の結論

大和ハウスは、高天井の大空間、鉄骨住宅の耐震性、断熱等級6、企業規模による長期的な安心感を重視する方に向いています。

  • 大和ハウスの本体工事坪単価は、規格住宅で80万円から、主力のxevoΣで110万円からが目安
  • 35坪の注文住宅では、土地代を除く総額が4,2006,900万円になる可能性がある
  • xevoΣでは天井高2m72cm、大空間、持続型耐震、内外ダブル断熱を両立できる
  • 規格住宅・セミオーダー住宅のSmart Made Housingなら価格を抑えやすい
  • 断熱等級6や持続型耐震は、すべての商品、地域、間取りに一律で適用されるわけではない
  • 保証延長には指定された有料メンテナンス工事が必要
  • 坪単価だけではなく、付帯工事、外構、太陽光発電、空調、照明、カーテンを含めた総額比較が必要

予算に余裕があり、開放的な空間と長期的な安心感を重視するなら、検討する価値の高いハウスメーカーです。

1.大和ハウスの坪単価は80200万円以上

大和ハウスは、全国共通の坪単価を公式サイトで公開していません。

建築地域、建物面積、階数、構造、外壁、設備、断熱仕様によって価格が変わるためです。以下は2026年に公開された価格情報をもとにした、税別の本体工事坪単価の目安です。

商品・設計方式構造本体工事坪単価の目安主な特徴
Lifegenic スマートセレクション鉄骨造約80万円から規格プランから選択
Smart Made Housing スマートセレクション鉄骨造約83万円から間取りを選ぶ規格住宅
Lifegenic スマートデザイン鉄骨造約84万円から一部変更できるセミオーダー
Smart Made Housing スマートデザイン鉄骨造約89万円からベースプランを一部変更可能
ハウジングマイスタープラン鉄骨造約93万〜97万円から上位設計士の知見を反映したプラン
xevoΣ軽量鉄骨造約110万円から高天井、大空間、持続型耐震
xevo GranWood木造約120万円から木質感と自由設計を重視
xevoΣ PREMIUM軽量鉄骨造約125万円から外壁や制震、内装を高級化
PREMIUM GranWood木造約130万円から木造の上位邸宅商品
MARE-希-木造とRC造の混構造約200万円からトップデザイナーによる最高級邸宅

木造のSmart Made Housingは、同等の鉄骨プランより坪単価が高くなる場合があります。

価格はあくまでスタートラインです。建物形状、窓、外壁、住宅設備、太陽光発電、蓄電池、全館空調などを追加すると、坪単価が上がります。

1-1.35坪の土地代を除く総額目安

本体工事費だけでは家は完成しません。

一般的には、本体工事費に消費税、地盤改良、給排水、電気工事、設計費、申請費、外構、照明、カーテン、登記、火災保険などが加わります。

35坪の住宅に、付帯工事や外構などとして1,1001,300万円を加えた場合の概算は次のとおりです。

商品35坪の本体工事費目安土地代を除く総額目安
Smart Made Housing約2,800万〜3,400万円約4,200万〜5,000万円
xevoΣ約3,850万〜4,375万円約5,300万〜6,100万円
xevoΣ PREMIUM約4,375万〜4,900万円約5,900万〜6,700万円
xevo GranWood約4,200万〜4,725万円約5,700万〜6,500万円
PREMIUM GranWood約4,550万〜5,075万円約6,100万〜6,900万円
MARE-希-約7,000万円から約8,800万円以上

土地の高低差、擁壁、地盤、上下水道の引き込み、解体工事、外構面積によっては、さらに数百万円以上増えることがあります。

1-2.大和ハウスの坪単価を見るときの注意点

坪単価には、法律上統一された計算方法がありません。

同じ「坪単価110万円」でも、会社によって含まれる工事が違います。

比較するときは、次の項目をそろえてください。

  • 消費税を含んでいるか
  • 延床面積と施工床面積のどちらで計算しているか
  • 太陽光発電や蓄電池を含んでいるか
  • 照明、カーテン、空調を含んでいるか
  • 地盤改良費を含んでいるか
  • 屋外給排水工事を含んでいるか
  • 一次外構と二次外構を含んでいるか
  • 設計料や申請料を含んでいるか

大和ハウスの見積りが高く見えても、他社より含まれている項目が多い可能性があります。必ず同じ条件に補正して比較しましょう。

2.大和ハウスの商品ラインナップ

大和ハウスの大きな特徴は、構造と価格帯の選択肢が非常に多いことです。

商品構造・階数向いている人
xevoΣ軽量鉄骨造の平屋・2階建て高天井、大開口、耐震性を重視する人
xevoΣ PREMIUM軽量鉄骨造の平屋・2階建て外壁や内装まで上質にしたい人
Lifegenic鉄骨造2階建て価格とデザインのバランスを取りたい人
xevo GranWood木造の平屋・2階建て木質感と自由設計を重視する人
PREMIUM GranWood木造の平屋・2階建て木造の高級住宅を建てたい人
xevo BeWood木造の平屋・2階建て耐久性と価格のバランスを重視する人
xevoM3鉄骨造3階建て都市部の限られた敷地を活用したい人
skye3重量鉄骨造3階建て大空間や多世帯住宅を検討する人
skye重量鉄骨造3〜5階建て賃貸・店舗・医院併用住宅を建てたい人
MARE-希-木造とRC造の混構造唯一無二の高級邸宅を建てたい人
NorthWood HOKKAIDO北海道向け木造住宅寒冷地で木造住宅を建てたい人

2-1.自由設計住宅

xevoΣ、xevo GranWoodなどの自由設計住宅では、敷地や要望に合わせて間取りを一から検討できます。

大開口、高天井、吹き抜け、中庭、ビルトインガレージ、二世帯住宅など、こだわりを反映しやすい一方、選択肢が多いため価格も上がりやすくなります。

2-2.Smart Made Housing

Smart Made Housingは、大和ハウスの規格住宅・セミオーダー住宅です。

2026年には選べる間取りが3,000プランまで拡充されています。公式サイトによると、2024年4月から2025年3月の契約では、注文住宅の約半数を占めました。

選び方は大きく2種類です。

設計方式内容自由度価格
スマートセレクション用意された間取りから選択低い抑えやすい
スマートデザインベースプランの一部を変更中程度スマートセレクションより上がる

完全自由設計にこだわらず、打ち合わせ時間と価格を抑えたい共働き世帯に適しています。

ただし、玄関、階段、構造壁、水回りなど、変更できない箇所があります。契約前に「何を変更できるか」を書面で確認してください。

3.大和ハウスの特徴12

3-1.天井高2m72cmの開放的な空間

xevoΣでは、天井高2m72cmを採用できます。

一般的な住宅で多い2m40cmより32cm高く、同じ床面積でも視線が縦方向に広がります。大きな窓と組み合わせることで、明るく開放的なLDKをつくりやすいことが特徴です。

商品や条件によっては、2m40cm、2m72cm、2m80cm、3m8cm、3m16cmから選択できます。

ただし、天井を高くすると空調する容積が増えます。断熱性能だけでなく、窓の日射遮蔽、エアコン容量、シーリングファンの位置まで確認しましょう。

3-2.大空間と大開口をつくりやすい

大和ハウスの鉄骨住宅は、柱や耐力壁を抑えながら広い空間をつくりやすいことが強みです。

リビングとダイニング、キッチンをつなげた大空間や、庭まで視線が抜ける大開口を希望する方と相性がよいでしょう。

平屋のxevoΣでは、トラス構造によって最大9m10cmの大空間に対応する提案もあります。

実際に必要な柱や壁は、建物形状、階数、窓、敷地条件、構造計算によって変わります。

3-3.繰り返す地震に備える持続型耐震

軽量鉄骨造のxevoΣには、エネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST」が採用されています。

地震時にΣデバイスがしなやかに動き、地震エネルギーを吸収する仕組みです。揺れを早く収束させ、柱や梁の損傷を抑えることを目指しています。

耐震等級だけでなく、繰り返す地震に対して建物の損傷を抑えやすい点が特徴です。

ただし、持続型耐震は軽量鉄骨造の平屋・2階建て商品xevoΣで標準とされています。木造や重量鉄骨造を含む全商品共通の仕様ではありません。

3-4.2026年は断熱等級6を標準化

大和ハウスは、2026年の住宅フェアで注文住宅の断熱等級6標準化を打ち出しています。

断熱等級6は、2025年に義務化されたエネ基準や一般的なZEH水準を上回る性能です。高天井や大きな窓を採用しながら、冷暖房効率と快適性を高める方向へ進化しています。

ただし、公式情報には次の注意書きがあります。

  • 間取りや仕様によって断熱等級6に適合しない場合がある
  • xevoM3は標準化の対象外
  • エネ地域区分14地域や沖縄県などは対象条件が異なる
  • 商品や建築地域によって採用できる断熱仕様が異なる

契約前に、見積書や仕様書へ「断熱等級6」「UA値」を明記してもらいましょう。

3-5.内外ダブル断熱で鉄骨の熱橋を抑える

鉄は木より熱を伝えやすいため、鉄骨住宅では柱や梁が熱の通り道となる熱橋対策が重要です。

大和ハウスは、柱や梁の間だけでなく、構造体の外側も断熱材で包む外張り断熱通気外壁を採用しています。

内外ダブル断熱によって熱橋を抑え、壁体内の結露リスクを軽減する設計です。

断熱等級だけでは気密性能は分かりません。気密性を重視する場合は、C値の目標や気密測定の実施可否も確認してください。

3-6.鉄骨・木造・重量鉄骨・混構造から選べる

大和ハウスでは、軽量鉄骨造だけでなく、木造、重量鉄骨造、木造とRC造を組み合わせた混構造まで対応しています。

  • 高天井と大空間を重視するならxevoΣ
  • 木質感を重視するならxevo GranWood
  • 35階建てや併用住宅ならskye
  • 地下室や特殊な邸宅ならMARE

構造を先に決めるのではなく、敷地条件、階数、間取り、予算から適切な構造を選びやすいメーカーです。

3-7.規格住宅でも注文住宅品質を採用

Smart Made Housingでは、間取りを規格化しながら、耐震性、断熱等級6、長期保証など、注文住宅で培った品質を採用しています。

間取りを選ぶと建物価格を確認しやすい「統一坪単価」も導入されているため、自由設計より予算管理をしやすいことがメリットです。

一方で、変更を増やすとスマートデザインへの移行や追加費用が発生します。規格住宅を選ぶ場合は、標準プランのままで暮らしに合うかを優先しましょう。

3-8.トップデザイナーによる設計体制

大和ハウスには、住宅設計を専門とするTeam-xevoや、トップデザイナーによるZIZAI DESIGN OFFICEがあります。

MARE-では、構造や素材まで含めて邸宅を設計するZIZAI DESIGN OFFICEがプランニングを担当します。

設計力を重視する場合は、会社名だけで判断せず、実際に担当する設計士の施工事例を確認することが重要です。

  • 得意な外観
  • 過去の平屋や二世帯住宅の実績
  • 家事動線の考え方
  • 日射取得と日射遮蔽
  • 窓と家具の配置
  • 外構との一体設計

これらを初回提案前に共有すると、担当者とのミスマッチを減らせます。

3-9.高意匠外壁ベルサイクスを選べる

上位商品では、深い彫りによる陰影が特徴の外壁材「ベルサイクス」を採用できます。

ベルサイクスは、最大級の深彫り12mmと、光触媒を利用したKIRARI+、5コーティング、高耐久シーリングが特徴です。

公式サイトでは、防水30年保証に対応し、目地の全面打ち替えも30年間不要とされています。

ただし、汚れ方や劣化状況は、方位、日当たり、海岸からの距離、周辺環境によって変わります。30年間まったく点検や補修が不要という意味ではありません。

3-10.防音室・静音室の選択肢が豊富

大和ハウスでは、防音室・静音室「音の自由区」を用意しています。

楽器演奏、シアタールーム、ゲーム配信、リモート会議、学習など、目的に応じて3つの防音・静音グレードを選択できます。

建物と一体で設計するため、後付けのボックス型防音室よりも、天井高、窓、内装デザインを調整しやすいことが特徴です。

防音性能は間取りや周辺環境にも左右されます。契約前に、外部へ漏れる音と室内へ入る音の両方について、想定される減音量を確認しましょう。

3-11.初期保証30年と60年長期保証

大和ハウスの主要な平屋・2階建て商品では、構造と防水について初期保証30年が設定されています。

30年目と45年目に指定された有料メンテナンス工事を実施することで、15年ごとに保証を延長し、60年長期保証につなげる仕組みです。

点検は、引き渡し1月、12月、24月、5年目、以降5年ごとに30年目まで行われます。

ただし、次の点には注意が必要です。

  • 保証延長には有料メンテナンス工事が必要
  • 商品、階数、外壁仕様によって初期保証期間が異なる
  • 3階建て商品では初期保証20年となる場合がある
  • 住宅設備の保証と構造・防水の保証は
  • 経年劣化や使用方法に起因する不具合は保証対象外になる場合がある

保証年数だけでなく、30年目までに想定されるメンテナンス費用も確認してください。

3-12.企業規模と事業基盤が大きい

大和ハウス工業の2026年3月期連結売上高は、55,769億円でした。営業利益は6,149億円、戸建住宅事業の売上高は13,423億円です。

戸建住宅だけでなく、賃貸住宅、マンション、商業施設、物流施設、環境エネルギー、海外住宅事業などを展開しています。

住宅は完成後も保証や点検が続くため、事業規模は長期的なサポートを考えるうえで確認したい要素です。

ただし、会社規模が大きいことと、個別の担当者や施工現場の品質は分けて判断する必要があります。

4.大和ハウスのメリット

4-1.大空間と耐震性を両立しやすい

一般的に、窓や空間を大きくすると、耐震設計は難しくなります。

大和ハウスは、鉄骨構造とエネルギー吸収型耐力壁によって、柱や壁の少ない大空間と耐震性の両立を目指しています。

大開口のリビングやビルトインガレージを希望する方にとって、大きなメリットです。

4-2.商品と価格帯の選択肢が多い

最高級邸宅のMARE-から、価格を抑えたSmart Made Housingまでそろっています。

最初は自由設計を検討し、予算が合わなければセミオーダーや規格住宅へ変更することも可能です。

ただし、商品変更によって天井高、外壁、間取り自由度、断熱仕様が変わるため、価格だけで変更しないようにしましょう。

4-3.都市部や併用住宅にも対応できる

重量鉄骨造のskyeでは、35階建て、賃貸併用住宅、店舗併用住宅、医院併用住宅に対応できます。

自宅だけでなく、土地活用や将来の相続まで含めて検討したい方に適しています。

4-4.保証とアフターサポートが充実している

初期保証30年、60年長期保証、30年目までの点検に加え、24時間365日の相談窓口が用意されています。

転勤、相続、売却、リフォームなど、建築後の変化についてもグループ内で相談しやすいことが強みです。

5.大和ハウスで後悔しやすい7つの注意点

5-1.オプションを追加すると価格が上がりやすい

大和ハウスは選択肢が多いため、外壁、窓、床材、キッチン、造作収納、太陽光発電などを変更すると価格が膨らみやすくなります。

契約前に、希望する仕様を含めた見積りを作成してもらいましょう。

5-2.二次外構が見積りに十分含まれていない場合がある

建物の予算を優先するため、当初見積りの外構費が少なく設定されていることがあります。

駐車場、門柱、フェンス、庭、ウッドデッキ、照明、植栽まで含めると、外構費が300500万円以上になるケースもあります。

外構図と見積りを契約前に用意することが重要です。

5-3.断熱等級6でも窓や日射計画で体感が変わる

同じ断熱等級6でも、窓の大きさ、方位、ガラス、サッシ、庇、軒、気密性によって室温や光熱費は変わります。

高天井と大開口を採用する場合は、夏の日射遮蔽と冬の日射取得をセットで確認してください。

5-4.規格住宅は変更できない部分がある

Smart Made Housingは価格を抑えやすい一方、自由設計と同じようには変更できません。

土地に合うかだけでなく、家具配置、収納量、洗濯動線、子ども部屋の使い方まで確認しましょう。

5-5.担当する設計士や施工店で提案力に差が出る

大和ハウスは工場生産比率の高い住宅メーカーですが、基礎、組み立て、内装、設備、外構などの現場工事は残ります。

契約前に、営業担当者だけでなく、設計士、インテリアコーディネーター、工事担当者の体制を確認してください。

5-6.保証延長は無条件ではない

「60年保証」と聞くと、60年間すべて無料で修理してもらえるように感じるかもしれません。

実際には、初期保証終了後の保証延長に指定の有料メンテナンス工事が必要です。修理費が無料になる範囲も保証規定で決まっています。

5-7.商品が多く、比較条件がずれやすい

大和ハウス内でも、自由設計のxevoΣと規格住宅のLifegenicでは、価格も自由度も異なります。

他社と比較するときは、構造、断熱等級、外壁、保証、設計方式が同程度の商品を選びましょう。

6.大和ハウスが向いている

大和ハウスが向いているのは、次のような方です。

  • 天井高2m72cmの開放的なLDKを希望する
  • 大きな窓と広いリビングをつくりたい
  • 鉄骨住宅と持続型耐震を重視する
  • 断熱等級6と大空間を両立したい
  • 大手企業の保証とアフターサポートを重視する
  • 鉄骨と木造を比較して決めたい
  • 3階建てや賃貸併用住宅を検討している
  • 防音室やシアタールームをつくりたい
  • 規格住宅で価格と打ち合わせ時間を抑えたい

7.大和ハウスが向いていない

次のような方は、他社も含めて慎重に比較しましょう。

  • 建物価格を最優先で抑えたい
  • 標準仕様のまま最高水準の断熱・気密性能を求める
  • 無垢材や自然素材を中心にした家を低価格で建てたい
  • 細部まで完全自由設計にしたいが予算に余裕がない
  • 地域工務店と直接細かく相談しながら建てたい
  • 保証延長のための指定メンテナンスに抵抗がある

大和ハウスが合わないという意味ではありません。優先順位と商品選択が合っているかを確認することが重要です。

8.大和ハウスと比較したいハウスメーカー

比較する住宅会社比較したいポイント
積水ハウス設計力、外壁、ブランド、鉄骨と木造の違い
住友林業木質感、自由設計、木造大空間、内装提案
ヘーベルハウスALC外壁、耐久性、都市型住宅、災害対策
パナソニック ホームズタイル外壁、全館空調、重量鉄骨、設備
トヨタホーム工場生産、鉄骨構造、保証、車とのエネルギー連携
ミサワホームデザイン、収納提案、大空間、木質パネル
住友不動産設備仕様、デザイン、価格
アイ工務店間取り自由度、断熱性能、価格
AQ Group自由設計、木造大空間、価格
一条工務店断熱・気密性能、床暖房、太陽光発電、価格

自由設計のxevoΣやPREMIUM商品を検討する場合は、積水ハウス、住友林業、ヘーベルハウス、パナソニック ホームズが主な比較候補です。

Smart Made Housingを検討する場合は、住友不動産、アイ工務店、AQ Groupなども比較対象になります。

9.大和ハウスを安く建てる7つの方法

9-1.Smart Made Housingも提案してもらう

自由設計だけで予算を合わせようとせず、規格住宅とセミオーダー住宅の両方を提案してもらいましょう。

気に入ったプランがあれば、大和ハウスの品質を維持しながら価格を抑えられる可能性があります。

9-2.延床面積より廊下と凹凸を減らす

必要な部屋を削る前に、廊下、ホール、使いにくい余白、建物の凹凸を見直します。

2階に近いシンプル形状は、基礎、屋根、外壁の面積を抑えやすくなります。

9-3.標準仕様で満足できる商品を選ぶ

安い商品を選んで大量のオプションを追加すると、上位商品より高くなる場合があります。

外壁、天井高、窓、床材、キッチンについて、標準仕様で満足できる商品を選びましょう。

9-4.外構費を先に確保する

建物契約後に外構予算が不足すると、住宅ローンの増額や自己資金の追加が必要になります。

総予算から外構、諸費用、家具家電を先に分け、残った金額を建物予算にしてください。

9-5.太陽光発電と蓄電池を別々に判断する

太陽光発電、蓄電池、EV連携設備は、一式で採用する必要があるとは限りません。

設置費、補助金、年間発電量、電気料金、交換費用を比較し、それぞれの回収可能性を確認しましょう。

9-6.契約前に同条件の他社見積りをそろえる

価格交渉だけを目的にせず、同じ面積、断熱等級、設備、外壁、外構条件で比較します。

差額の理由が分かれば、残す仕様と削る仕様を判断しやすくなります。

9-7.経験のある担当者を紹介してもらう

大和ハウスは商品が多いため、担当者の商品理解と予算調整力が重要です。

希望する建物と同じ構造、階数、価格帯の成約経験がある担当者を選びましょう。

10.大和ハウスに関するよくある質問

10-1.大和ハウスは高いですか?

大和ハウスは、大手ハウスメーカーの中でもハイブランド価格帯に入ります。

主力のxevoΣやxevo GranWoodは安くありませんが、Smart Made Housingを選ぶことで、中価格帯の住宅会社と比較できる価格まで抑えられる可能性があります。

10-2.大和ハウスは鉄骨と木造のどちらがおすすめですか?

高天井、大開口、持続型耐震を重視するなら、鉄骨造のxevoΣが有力です。

木の質感、内装、木造設計を重視するなら、xevo GranWoodやPREMIUM GranWoodが候補になります。

価格だけでなく、完成見学会で空間と内装の違いを体感して決めましょう。

10-3.大和ハウスは断熱性能が低いですか?

従来は、断熱性能を最優先する住宅会社という印象が強くありませんでした。

しかし、2026年は内外ダブル断熱による断熱等級6の標準化を進めています。大空間や高天井と断熱性を両立したい人にとって、選択肢に入れやすくなりました。

ただし、商品、間取り、地域によって対象外になるため、個別確認が必要です。

10-4.Smart Made Housingは自由に間取りを変更できますか?

スマートデザインでは、ベースプランの一部を変更できます。

ただし、構造、玄関、階段、水回りなど、変更できない部分があります。変更範囲はプランごとに異なるため、契約前に確認してください。

10-5.値引きはありますか?

時期、支店、商品、キャンペーン、決算状況によって条件が異なります。

値引き額だけを見るのではなく、値引き前に設備や工事が削除されていないか、最終仕様書と見積書を確認することが重要です。

まとめ

大和ハウスの本体工事坪単価は、規格住宅で80万円から、主力のxevoΣで110万円から、最高級商品では200万円以上が目安です。

最大の魅力は、天井高2m72cmの大空間、持続型耐震、断熱等級6、鉄骨から木造まで選べる商品力、長期保証です。

一方で、商品によって性能、保証、間取り自由度、価格が大きく異なります。

大和ハウスを検討するときは、次の内容を確認してください。

  • 希望商品の本体工事費と建築総額
  • 断熱等級とUA値
  • 持続型耐震の対象商品か
  • 標準仕様とオプションの境界
  • 外構、照明、空調、カーテンを含むか
  • 初期保証と保証延長の条件
  • 担当する設計士と施工体制
  • 同条件に補正した他社見積り

大和ハウスの中で適切な商品を選び、同価格帯の住宅会社と総額・性能・設計力を比較することが、後悔を防ぐポイントです。

この記事の監修

マイホームヒーローズ代表 潟沼勇気
宅地建物取引士・FP2級・住宅ローンアドバイザー

出典・引用元

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