ハウスメーカーを比較するとき、多くの方が最初に気になるのが坪単価です。 しかし、同じ「坪単価80万円」でも、建物本体だけの価格なのか、付帯工事や消費税まで含まれているのかによって、実際の支払額は大きく変わります。 この記事では、2026年7月時点の調査情報をもとに、主要ハウスメーカー17社の坪単価を価格帯別に整理しました。32坪の住宅を建てる場合の総額目安や、坪単価以外に比較すべき項目も解説します。 なお、ハウスメーカーの価格は地域、建物面積、商品、仕様、キャンペーンによって変動します。掲載金額は契約価格を保証するものではなく、メーカー選びの初期段階で予算帯を整理するための目安です。

この記事の結論

ハウスメーカーの坪単価は、会社名だけでなく商品と見積り条件をそろえて比較することが重要です。

  • 2026年7月時点では、性能・価格のバランスを重視した商品でも坪単価8090万円前後が中心
  • 積水ハウス、住友林業、ヘーベルハウスなどの自由設計は坪単価120万円以上が目安
  • 規格住宅を選べば、大手ハウスメーカーでも坪単価80100万円前後から検討できる
  • 税別の本体坪単価だけでは総額を判断できず、付帯工事、外構、諸費用、オプションの確認が必要
  • 32坪の住宅では、坪単価80万円でも土地代を除く建築関連総額が3,900万円になる可能性がある

1.2026年7月最新のハウスメーカー坪単価一覧

今回の坪単価は、原則として建物本体価格を延床面積で割った目安です。

価格帯ハウスメーカー・商品坪単価の目安主な特徴
低価格帯一条工務店 HUGme約55万円から規格プランによって価格を抑えた商品
低価格帯ヤマダホームズ ラシオF約66万円からカーテン、照明、エアコンなどをまとめやすい
低価格帯一条工務店 ナチュリア約68万円から性能と北欧系デザインのバランスを重視
低価格帯タマホーム ザ・タマホーム約68万円から消費税と一定の付帯工事を含む価格のため比較条件に注意
中価格帯一条工務店 グラン・スマートなど70万円台から断熱性能、全館床暖房、設備の充実が特徴
中価格帯クレバリーホーム CX約80万円から外壁タイルと設計自由度を両立しやすい
中価格帯ウィザースホーム プレミアム断熱約80万円から断熱仕様と外壁タイルを比較しやすい
中価格帯アキュラホーム約80万円から大空間、大開口、自由設計に強み
中価格帯ヤマト住建 LEGANTIA約85万円から断熱等級7相当の高断熱商品
中価格帯大和ハウス Smart Made Housing80万円台後半から豊富な規格プランから選択できる
中価格帯三井ホーム 規格住宅約85万円から三井ホームのデザインを規格化して価格を抑える
中価格帯トヨタホーム SINCE BiSS約90万円から鉄骨ユニット住宅をセミオーダーで検討できる
中価格帯アイ工務店約80万円から高断熱と自由設計を両立しやすい
中価格帯住友不動産約95万円からホテルライクな内装と住宅設備が特徴
中価格帯セキスイハイム グランツーユーFR約90万円から工場生産の木質系住宅と規格設計を組み合わせた商品
高価格帯ミサワホーム約90万〜130万円前後デザイン提案と大収納空間の蔵が特徴
高価格帯三井ホーム 約130万円から洋風デザインや全館空調、設計提案に強み
高価格帯パナソニック ホームズ約120万円からタイル外壁、鉄骨構造、全館空調を選びやすい
高価格帯住友林業約130万円から木質感、設計自由度、外構を含めた提案に強み
高価格帯ヘーベルハウス約140万円から鉄骨構造とALCを使った重厚な住宅が特徴
高価格帯積水ハウス約140万円から木造と鉄骨に対応し、大空間や設計提案に強み

同じハウスメーカーでも、規格住宅と自由設計では坪単価が2040万円程度変わることがあります。

最初から会社単位で「高い」「安い」と判断せず、予算に合う商品が用意されているかまで確認しましょう。

2.低価格帯で比較したいハウスメーカー

2-1.一条工務店 HUGme

HUGmeは、一条工務店の性能を取り入れながら、規格化されたプランによって価格を抑えた商品です。

調査情報では、建物本体の坪単価は53.4万円からが目安とされています。一条工務店の展示場では、本体価格1,490万円からと案内される事例もあります。

ただし、次の仕様は商品や契約時期によってオプションになる可能性があります。

  • 全館床暖房
  • 太陽光発電
  • 蓄電池
  • トリプルガラス
  • 網戸
  • 選択できる住宅設備や内装

必要な設備を追加すると、上位商品のアイ・スマートやグラン・スマートとの価格差が小さくなることがあります。

HUGmeを検討する場合は、希望する性能をすべて追加した価格と、上位商品の標準仕様を比較しましょう。

2-2.一条工務店 ナチュリア

ナチュリアは、一条工務店が2026年に展開を始めた北欧デザインの商品です。

調査情報では坪単価約68万円からが目安で、従来の一条工務店とは異なる塗り壁調の外観や、北欧・ジャパンディ系の内装を選べる点が特徴です。

全館床暖房や高断熱仕様を重視しながら、グラン・スマートより価格を抑えたい方に向いています。

一方で、販売棟数や対応地域、選択可能な仕様に制限が設けられる場合があります。検討時には最新の商品仕様書を確認してください。

2-3.ヤマダホームズ ラシオF

ラシオFは、カーテン、照明、エアコンなどを住宅価格にまとめやすい商品です。

調査情報では坪単価約66.3万円からが目安です。ヤマダデンキグループの調達力を活かし、入居時に必要な設備をまとめて選びたい方と相性があります。

ただし、上位商品と比較すると断熱性能、外壁、設備、保証条件が異なる可能性があります。

「最初から付いているもの」だけでなく、断熱材、窓、換気設備、耐震性能を確認したうえで比較しましょう。

2-4.タマホーム ザ・タマホーム

調査情報では、ザ・タマホームの坪単価は68万円からです。

ほかの掲載価格と異なり、消費税と一定の付帯工事を含む価格として案内されている点に注意してください。

税別の建物本体価格と、税込み・付帯工事込みの価格を同じ表で比較すると、タマホームが実際より高く見える可能性があります。

見積りを比較するときは、次の条件をそろえましょう。

  • 消費税の有無
  • 屋外給排水工事の有無
  • 仮設工事の有無
  • 確認申請費用の有無
  • 照明、カーテン、エアコンの有無
  • 外構工事の有無

3.坪単価8090万円台の中価格帯メーカー

2026年のハウスメーカー比較で、特に選択肢が多いのが坪単価8090万円台です。

性能、設計自由度、外観、設備のどれを優先するかによって、適するメーカーが変わります。

3-1.性能を重視するなら一条工務店・アイ工務店・ヤマト住建

ハウスメーカー坪単価の目安比較するときのポイント
一条工務店70万円台から全館床暖房、断熱性能、太陽光発電、蓄電池
アイ工務店約90万円から断熱性能、自由設計、スキップフロアや天井高
ヤマト住建 LEGANTIA約84万円から断熱等級7、UA値、気密測定、設備仕様

一条工務店は、断熱性能や住宅設備を標準化することで、仕様を決めやすい点が特徴です。一方で、間取りや窓の配置には独自の設計ルールがあります。

アイ工務店は、断熱性能を確保しながら、1.5階、スキップフロア、天井高などの設計提案を取り入れやすい傾向があります。

ヤマト住建のLEGANTIAは、公式情報で断熱等級7、UA値0.25を掲げています。断熱性能だけでなく、気密測定の実施条件や設備の標準範囲まで確認しましょう。

3-2.外壁タイルを重視するならクレバリーホーム・ウィザースホーム

クレバリーホームとウィザースホームは、外壁タイルを採用しながら、坪単価80万円前後から検討できるメーカーです。

比較項目クレバリーホームウィザースホーム
代表的な価格目安CXで約80万円からプレミアム断熱で約80万円から
設計自由度比較的高い商品と仕様によって異なる
断熱仕様商品ごとに確認複数の断熱グレードを選択
主な対応地域フランチャイズ店舗によって異なる関東を中心に展開
確認ポイント店舗ごとの施工・保証体制対応地域と断熱グレード

タイル外壁は塗り替え費用を抑えやすい一方で、目地、下地、防水、部分補修などのメンテナンスが不要になるわけではありません。

初期費用だけでなく、30年間のメンテナンス計画も確認しましょう。

3-3.大空間を重視するならアキュラホーム

アキュラホームは、木造住宅で大空間や大開口を取り入れたい方に向いています。

調査情報では坪単価約80万円からが目安です。

柱や壁の少ないLDK、大きな吹き抜け、横幅の広い窓などを希望する場合は有力な候補になります。

ただし、窓の面積や吹き抜けを増やすと、断熱性能、冷暖房計画、耐震設計との調整が必要です。

大空間を希望する場合は、次の資料を確認してください。

  • 構造計算書
  • 耐震等級の評価方法
  • UA値
  • 窓の性能と面積
  • 空調計画
  • 吹き抜けを含む温熱シミュレーション

3-4.ホテルライク内装なら住友不動産

住友不動産の注文住宅は、ホテルライク、モダン、高級感のある内装を得意としています。

調査情報では坪単価約90万円からが目安です。

キッチン、洗面台、床材、建具などに、マンションやホテルで使われるような設備を取り入れやすい点が特徴です。

見積りでは、設備のメーカー名だけでなく、商品シリーズ、グレード、天板、食洗機、収納まで確認しましょう。

4.大手ハウスメーカーの規格住宅は坪単価80100万円台から

積水ハウスや住友林業などの自由設計は高額ですが、大手メーカーが展開する規格住宅やセミオーダー住宅なら、坪単価80100万円台から検討できる場合があります。

ハウスメーカー商品坪単価の目安設計方式
大和ハウスSmart Made Housing80万円台後半から規格・セミオーダー
三井ホーム規格住宅約85万円から規格住宅
トヨタホームSINCE BiSS約86.3万円からセミオーダー
セキスイハイムグランツーユーFR約90万円から木質系規格住宅
大和ハウスハウジングマイスタープラン100万円台から上位規格住宅
三井ホームオーダー約110万円から自由設計
パナソニック ホームズフォルティナ セレクトプレミアム約115万円からセミオーダー
ヘーベルハウスmy DESSIN約110万〜115万円から規格住宅

4-1.大和ハウス Smart Made Housing

Smart Made Housingは、豊富な間取りから選び、外観やインテリアを組み合わせる商品です。

完全自由設計ではありませんが、間取りによっては一部変更にも対応しています。

大和ハウスの構造、保証、設計ノウハウを取り入れながら、自由設計より予算を抑えたい方に向いています。

4-2.セキスイハイム グランツーユーFR

グランツーユーFRは、木質系住宅の性能とフラット屋根のデザインを組み合わせた商品です。

調査情報では坪単価約90万円からが目安です。

工場生産による品質管理、太陽光発電、蓄電池、高断熱仕様を重視する方に向いています。

セキスイハイムの主力商品には、グランツーユー、パルフェ、スマートパワーステーションなどもあります。これらは坪単価115123万円前後からが目安となるため、商品名をそろえて比較しましょう。

4-3.トヨタホーム SINCE BiSS

SINCE BiSSは、プラン、外観、インテリアを選びながら建てる鉄骨ユニット住宅です。

調査情報では坪単価約86.3万円からが目安です。

工場生産による施工品質、鉄骨住宅、全館空調を重視しながら、自由設計より価格を抑えたい方に向いています。

自由設計のシンセシリーズは坪単価100万円前後からになる可能性があるため、規格住宅と自由設計を分けて比較してください。

5.坪単価120万円以上の高価格帯メーカー

設計力、素材、ブランド、長期保証、大空間を重視する場合は、坪単価120万円以上のメーカーが候補になります。

ハウスメーカー・商品坪単価の目安主な特徴
住友林業約120万円から木質感、設計自由度、外構提案
積水ハウス約125万円から大空間、設計提案、木造・鉄骨
ヘーベルハウス RATIUS RD約120万円から重量鉄骨、ALC、大空間
ヘーベルハウス FREX asgard約135万円から重量鉄骨の上位商品
パナソニック ホームズ FORTINA約120万円から鉄骨、タイル外壁
パナソニック ホームズ CASART約130万円から設計自由度と大空間
三井ホーム オーダー約110万円から洋風デザイン、全館空調
三井ホーム プレミアム約130万円から高い設計自由度と上位仕様
大和ハウス 約120万〜140万円前後鉄骨、木造、大空間、上位設備

5-1.住友林業

住友林業は、無垢材や挽き板などの木質感を活かした内装と、室内から庭までつなげる設計提案に強みがあります。

坪単価は120万円からが目安ですが、床材、造作、キッチン、外壁、外構を充実させると、坪単価130160万円台になる可能性があります。

本体価格だけでなく、提案工事と外構費を含めた総額で比較しましょう。

5-2.積水ハウス

積水ハウスは、木造のシャーウッドと鉄骨住宅の両方を展開しています。

坪単価は125万円からが目安です。

大開口、大空間、吹き抜け、内外のつながりを重視した設計を希望する方に向いています。

積水ハウスでは担当する設計士によって提案内容が変わる可能性があります。価格だけでなく、営業担当者と設計担当者の実績も確認しましょう。

5-3.ヘーベルハウス

ヘーベルハウスは、鉄骨構造とALCコンクリートを組み合わせた住宅が特徴です。

RATIUS RDは120万円から、FREX asgardは135万円からが目安です。

都市部の狭小地、2リビング、大空間、3階建てを検討している方と相性があります。

重量鉄骨を採用する商品では、建物本体だけでなく、地盤改良や基礎工事の費用も確認してください。

6.32坪の注文住宅はいくらになるのか

坪単価が税別の建物本体価格である場合、次の計算だけでは注文住宅の総額になりません。

建物本体価格坪単価×延床面積

実際には、建物本体価格に消費税、付帯工事、外構、照明、カーテン、エアコン、設計費、各種申請費、ローン諸費用などが加わります。

ここでは、32坪の住宅について、付帯工事や諸費用などを合計1,100万円と仮定して試算します。

税別本体坪単価税別本体価格消費税込み本体価格土地代を除く建築関連総額の目安
60万円1,920万円2,112万円約3,212万円
70万円2,240万円2,464万円約3,564万円
80万円2,560万円2,816万円約3,916万円
90万円2,880万円3,168万円約4,268万円
100万円3,200万円3,520万円約4,620万円
120万円3,840万円4,224万円約5,324万円
125万円4,000万円4,400万円約5,500万円
135万円4,320万円4,752万円約5,852万円

この試算には土地代、土地の仲介手数料、解体費、地盤改良費を含めていません。

例えば、土地代が2,000万円で、土地購入諸費用が150万円、地盤改良が150万円必要な場合、坪単価80万円の住宅でも総予算は6,200万円になります。

7.坪単価に含まれない費用

注文住宅では、坪単価以外の費用が総額を大きく左右します。

費用項目主な内容金額が増えやすい条件
付帯工事給排水、電気引込、仮設、屋外工事建物と道路の距離が長い
外構工事駐車場、門柱、フェンス、庭土地が広い、高低差がある
オプションキッチン、床材、窓、収納標準外の商品を多く選ぶ
空調・照明エアコン、全館空調、照明吹き抜けや部屋数が多い
太陽光・蓄電池発電設備、蓄電設備搭載容量が大きい
地盤改良杭、柱状改良、表層改良軟弱地盤
解体工事既存建物の解体、処分アスベスト、鉄骨、地下構造物
諸費用登記、保険、ローン、申請つなぎ融資や分割融資を利用
土地費用土地代、仲介手数料、造成都市部、高低差、古家付き土地

特に外構、地盤改良、解体は、土地の条件によって数百万円単位で変動します。

土地を購入する前に住宅会社へ相談し、建物を配置した状態で追加工事の可能性を確認することが重要です。

8.ハウスメーカーの見積りを正しく比較する方法

8-1.延床面積と施工面積を確認する

坪単価を計算するときの面積には、延床面積と施工面積が使われる場合があります。

施工面積には、吹き抜け、バルコニー、玄関ポーチなどが含まれることがあり、同じ建物でも坪単価が低く見える可能性があります。

比較時には、すべてのメーカーを延床面積で計算し直しましょう。

8-2.標準仕様をそろえる

同じ坪単価でも、標準仕様が異なれば最終価格は変わります。

最低限、次の項目をそろえて比較してください。

  • 耐震等級と評価方法
  • 断熱等級とUA値
  • 窓のフレームとガラス仕様
  • 換気設備
  • 外壁と屋根
  • キッチンと食洗機
  • 浴室と洗面台
  • 床材と建具
  • 太陽光発電と蓄電池
  • 空調設備
  • 初期保証と保証延長条件

8-3.オプションを含めた着地価格を確認する

最初の見積りが安くても、契約後に仕様を決める過程で金額が増えることがあります。

契約前に、次の3種類の見積りを依頼すると比較しやすくなります。

  1. 標準仕様だけの見積り
  2. 希望をすべて反映した見積り
  3. 予算内に収めるために優先順位を整理した見積り

特に、キッチン、床材、外壁、窓、造作収納、照明は金額が増えやすい項目です。

8-4.同じ土地と間取り条件で比較する

メーカーごとに土地や建物面積が異なる見積りでは、正確に比較できません。

次の条件をそろえましょう。

  • 建築予定地
  • 延床面積
  • 部屋数
  • 建物形状
  • 吹き抜けの有無
  • 太陽光発電の容量
  • 外構工事の範囲
  • 住宅性能
  • 設備グレード

見積りの合計額だけでなく、含まれていない工事を一覧化することが重要です。

9.予算別のハウスメーカー選び

土地代を除く建築予算検討しやすい選択肢注意点
3,000万円前後ローコストメーカー、小型規格住宅建物面積とオプションを抑える必要がある
3,500万円前後一条工務店の規格商品、タマホーム、ヤマダホームズ付帯工事と外構の条件を確認
4,000万円前後一条工務店、クレバリーホーム、ウィザースホーム、アキュラホーム性能と設計自由度の優先順位を決める
4,500万円前後アイ工務店、住友不動産、大手の規格住宅オプション追加後の価格を確認
5,500万円以上積水ハウス、住友林業、ヘーベルハウスなど外構や提案工事で総額が増えやすい

土地から購入する場合は、土地を先に決めるのではなく、建物、外構、諸費用を含めた総予算から土地予算を逆算してください。

例えば、総予算6,500万円で建築関連費が4,300万円かかる場合、土地と土地購入諸費用に使える金額は2,200万円です。

10.坪単価だけでハウスメーカーを決めてはいけない理由

坪単価は、比較候補を絞るためには便利ですが、住宅会社を決定する基準としては不十分です。

住宅会社ごとに、次の違いがあります。

  • 得意な間取り
  • 木造または鉄骨などの構造
  • 断熱性能
  • 設計自由度
  • 標準設備
  • 外壁や屋根の耐久性
  • 保証と点検条件
  • 営業担当者や設計担当者の提案力
  • 対応できる地域
  • 契約後の追加費用

性能を重視する方が設計自由度の低い商品を選んだり、大空間を希望する方が構造上の制約が多いメーカーを選んだりすると、打ち合わせ途中でミスマッチが生じます。

坪単価で予算帯を整理した後は、自分たちの希望を実現しやすいメーカーを23社に絞り、同じ条件で見積りを比較しましょう。

まとめ

2026年7月時点では、ハウスメーカーの坪単価は上昇傾向にあり、性能・価格のバランスを重視した商品でも坪単価8090万円前後が中心になっています。

積水ハウス、住友林業、ヘーベルハウスなどの自由設計は、坪単価120万円以上が一つの目安です。一方で、大手メーカーの規格住宅やセミオーダー住宅なら、坪単価80100万円前後から検討できる場合があります。

ただし、坪単価だけでは注文住宅の総額は分かりません。

まずは次の順番で比較を進めましょう。

  1. 土地代を含む総予算を決める
  2. 建物に使える予算を逆算する
  3. 予算帯に合う商品を選ぶ
  4. 住宅性能と設備条件をそろえる
  5. 付帯工事、外構、諸費用を含む見積りを比較する
  6. 営業担当者と設計担当者の提案力を確認する

展示場を回る前に予算と希望条件を整理しておくことで、価格帯や特徴が合わないメーカーとの打ち合わせを減らせます。

この記事の監修

マイホームヒーローズ代表 潟沼勇気
宅地建物取引士・FP2級・住宅ローンアドバイザー

出典・引用元

住宅展示場へ行く前に、予算・商品・担当者を整理しませんか?

次のような悩みがある方は、住宅展示場へ行く前にご相談ください。

  • 自分たちの予算に合う住宅会社を知りたい
  • 商品や標準仕様の違いを整理したい
  • 他社の見積りと同じ条件で比較したい
  • 無理のない住宅ローン予算を確認したい
  • 経験豊富な担当者へ相談したい
  • 契約前に見積りや間取りを第三者に確認してほしい

マイホームヒーローズでは、複数の住宅会社について、予算、性能、標準仕様、間取り、担当者との相性を整理します。

無料でLINE相談する